塗装価格
外壁塗装改修
各メーカー、各塗料のほとんどが(超低汚染・高耐久・防藻・防カビ塗料)を謳っていますが、
近年塗料のグレ-ドは、シリコングレ-ド以上が主流になっております。
下塗り | 上塗り塗料 | メーカー価格 | 当社価格 | 耐用年数 |
外壁の標準塗装システム(下塗り1回塗り+上塗り2回塗り) | 300㎡以上 | 100~300㎡ | ||
微弾性サーフ + (平滑ロ-ラ-塗り) |
水性反応硬化形ウレタン樹脂塗料 | 2550円/㎡ | 1800円/㎡ | 5~7年 |
水性反応硬化形シリコン樹脂塗料 | 2870円/㎡ | 2000円/㎡ | 8~12年 | |
水性ラジカル制御形ハイブリッド塗料 | 3000円/㎡ | 2300円/㎡ | 12~14年 | |
水性2液形フッ素樹脂塗料 | 3650円/㎡ | 3000円/㎡ | 15~17年 | |
水性2液形セラミックハイブリッド塗料 | 3760円/㎡ | 3200円/㎡ | それ以上 |
※価格は、下地の状況・状態 (大きな凹凸模様) 等により変動します。
※下塗りの厚付(ローラー模様)は、400円/㎡増しになります。
塗施工範囲による価格の違い
施工範囲が多いと塗装単価は安くなりますが、逆に施工範囲が少ない、例えば単品施工などの場合は料金が割高になってしまいます。なぜ範囲が少ないと高くなってしまうかをご説明します。
塗装価格というのは使用材料+人件費+諸経費で成り立っています。
まず材料費ですが、例えば扉1枚施工する場合 使用する材料はごく僅かですが、塗料は量り売りはしてもらえません。小さな丸缶でも数千円からします。材料によっては一斗缶でしか売ってくれないものもあります。つまり必要量以上の材料費が掛かってしまうのです。
次に人件費ですが、施工範囲にかかわらず工程は同じですので下塗りが終わって次の工程をしようと思っても塗料が乾燥するまで何も出来ません。他にも施工するところがあればいいのですが他に無ければここでロスが出てしまいます。
そして諸経費、例えば交通費をみてみましょう。半日かかる場合でも丸1日かかる場合でも交通費は全く同じです。これも施工範囲が少ないと割高になってしまう理由のひとつです。
会社形態による価格の違い
直接施工 塗装店などの専門会社 (低価格でより良い施工)
下請施工 工務店・リフォーム会社(安心感・統率管理)
下の図を見て頂くと分かるとおり、これが直接施工と下請け施工の価格の違いです。
同じ施工方法で場合同じ物件をそれぞれが施工した場合、必然的にB社のほうが高くなってしまいます。
だからといってB社が悪いとは一概にいえません。これはあくまで価格的にみただけで、例えば塗装以外に他工事がある場合などきちんと統率管理してくれます。
では、会社形態の違うA社とB社に見積りを依頼して同じ金額が提示されたらどうでしょうか。
同じ金額でも実際の施工にはかなりの差が生じます。
仮にA社が優良店ならば、B社の施工には不安があります。
逆にB社が優良店ならば、A社の価格設定が高すぎることになります。
ただ値段が安いからで判断するのはなく、
どういった会社なのかどういう施工をするのかをじっくり考察することをお勧めします。